CyCon2019 travel memo day0

5月28日は、プラハから、タリンに移動して、登録して、アイスブレーカーの懇親会の予定です。CyCon2019のスケジュールは、こちらです。

ホテルを出発朝5時、Prague Airport Transfersです。が、朝5時の予定が、20分遅れで、お迎えがきました。日本でのsimを切っておいたので、メッセージが届かなかったりで、ちょっと心配しましたが、6時くらいには、空港着。

飛行機は、7時15分発でワルシャワ経由で、ワルシャワで、トランスファーで、タリンまでです。乗換の時間は、ちょっとありましたが、ラウンジが、発着のゲートに近いところにあったので、そこで時間を過ごしました。

飛行機は、予定よりも早めに、タリン空港に到着です(午後1時50分ころ)。空港から、ホテルまで30分とかからないので、1時30分から3時までの”Official launch of the International Cyber Law: Interactive Toolkit”のセッションに間に合います。でもって、トラムで移動しました。

ちなみに空港のキヨスクで、昨年つくったカードの残高を聞いて、きちんと残っていることを確認しました。

Interactive Toolkitは、サイバー紛争おいて、国際法的に問題となる点について、13のシナリオを例に検討する、というものです。これについては、CyCon express(28/05/2019)でも触れました。

Toolkitは、1 選挙介入 2 政治的スパイ 3 電力グリッド 4 国際組織 5 刑事捜査 6 踏み台国家に対するサイバー対抗措置( Cyber countermeasures against an enabling State) 7 ハッキングツール 8 認証局 9 経済スパイ 10サイバー兵器 11 監視ツール 12コンピュータデータ 13武力紛争 のそれぞれのシナリオについて、法的な問題を検討するものです。

ホテルについてところ、残念ながら、セッションは、終了していました。ただ、上のCyCon express(28/05/2019)でも触れた、シナリオとそれに対する問題が配られていました。回答すると、正解者には、豪華賞品(?)がプレゼントされるということでした。Kubo先生に挨拶がてら、回答して提出しました。あと、マリアさんにも、挨拶してきました。

シナリオの前半部分は、触れましたが、後半は、省略して、具体的にでていた質問は、以下のようなものです。

質問1
A国における選挙投票カウントシステムを操作するのは、国家に対する介入の禁止に該当するであろうか?
質問2
B国のコンピュータシステムに対する遠隔アクセス作戦は、国家主権の侵害に該当するであろうか?
質問3
(インシデント2とインシデント2がともに起こった)サイバー作戦の経緯は、A国とB国との間の国際人道法の適用を引き起こすだろうか?

なぜか、毎年、CyConでだけお会いする日本からの来訪者がいらっしゃるので、ちょうど、そこにも挨拶して、さらに、日本からの関係者とで、会場のホテルのロビーのところでお茶をしながら、ちょっと情報交換?。

ホテルにチェックイン。今年は、タリンク・シティ・ホテル。会場からも近いですし、お値段もリーズナブル。

Tallinn Culture Hubで、1830から、Ice breakerでした。イタリアからのメレ弁護士に久しぶりにあいました。あとは、法律関係者は、あまりいませんでした。

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