西貝吉晃千葉大学准教授から、「サイバーセキュリティと刑法」の献呈をいただきました。ありがとうございます。
無権限アクセスについての国際的な状況を理解して、今後のわが国における立法論、解釈論への示唆を与えてくれる本です。
特に、コンピュータ・データの機密性を保護法益に昇華すべきであるという見解は、興味深いところがあります。(私は、コンピュータシステムの機密性とするところです。)
比較法を満遍なく研究し、わが国の解釈・立法の示唆とする立論は、非常に参考になると思います。
アマゾンは、こちらです。 専門書ではありますが、不正アクセスと刑法を語る者には、必須の本であろうと思われます。お薦めします。