経済安保、官民で協議会 自民議連提言、機密情報の流出防ぐ

「経済安保、官民で協議会 自民議連提言、機密情報の流出防ぐ」という記事がでています(日本経済新聞令和3年5月20日付け)。

自民党のルール形成戦略議員連盟(甘利明会長)は、経済安全保障を巡り政府と経済団体が話し合う協議会の創設を求める提言を近くまとめる。IT(情報技術)や防衛といった機密を扱う国内企業への外資の出資や、サイバー攻撃での情報漏洩リスクの低減を狙う

ということだそうです。

ただし、今のところ、この提言のオリジナルは、公表されていないようです。

2020年12月22日 自由民主党政務調査会 新国際秩序創造戦略本部
「提言 『経済安全保障戦略策定』に向けて」」

の資料が参考になるのは、「経済安保2.0?-経済安保の担当役員設置、政府が主要企業に要請へ」のエントリでふれた通りです。

ルール形成戦略議員連盟(甘利明会長)は、昨年、「国際機関を通じた我が国のプレゼンス強化に関する提言」を公表しており、この提言と、今回の「提言」との関係とかは、実際の提言が公表されたら、確認したいと思います。

 

関連記事

  1. 「比較法的にみた電子署名法の解釈」が情報ネットワーク・ローレビュ…
  2. ウイルス罪、有罪と無罪の境界はどこにあるのか (下)
  3. タリン・マニュアル3.0パネル@CyCON2022
  4. 安全保障関連物資不正輸出事件の分析-ココム違反からキャッチオール…
  5. 外為法の居住者への特定類型アプローチの導入
  6. CyConX travel report Day Two Due…
  7. データの越境所在のリスク-海外に顧客情報、金融機関の4割 ルール…
  8. 動的IPアドレスと個人データ保護とサイバーセキュリティ
PAGE TOP