Day2 午後の部は、法律が終わると、あとは、法律がなくなるので、ポリシのセッションに移動です。
Mr Alex Klimburgの司会で、
Mr. William H. Saito, Special Advisor to the Cabinet Office, Government of Japan
Dr. James Lewis, Senior Vice President, Center for Strategic and International Studies
Ms. Elina Noor, Director, Foreign Policy and Security Studies, Institute of Strategic and International Studies Malaysia
Prof. Isaac Ben Israel, Head of the Blavatnik Interdisciplinary Cyber Research Center, Tel-Aviv University
Mr. Olaf Kolkman, Chief Internet Technology Officer, Internet Society
のパネルディスカッションです。
タイトルは、「Nations Preparing the Battlespace」です。
NATOだから、仕方がないわけですが、CyCONの最大の課題は、ミリタリ・アプローチの限界がなかなか議論されないということかな、と思います。日本にいるよりは、国際的には、「有形力行使に結びつくサイバー作戦」のコントロールというのは、きわめて大きい課題であることは、わかるのですが、そのような有形的な結果をもたらすのが、決して容易ではないというのが、なかなか、会議の中で、共有されていないような気がします。この「Battlespace」という用語は、そのような課題を明らかにしているようにおもえました。
さて、ウイリアム斎藤さんは、日本の対応を述べて、あと、各国のポリシの話のご紹介でした。そのあと、議論は、国際法の有効性に移ってきました。この点は、国際法の世界の人にとって、国際法も、法であることは、当然なのです(確かに、以前から、議論はありますが)が、外の人から、何かいわれてもなあ、という感じで、あまり集中できなかったのが、本当のところです。
ただ、日本と「Battlespace」との関係だと、どうしても、国内法としての憲法との関係、統一的な諜報組織の不整備などが議論されるべきだったような気もしますが、世界的には、そこら辺は、あまりにも、ささいな問題と認識されるのでしょうかね。
Dinnerは、Seaplane Harbourです。
潜水艦があったりとか
日本グループで話したり、国際法の若手の先生たちと話をしたりしました。Codeblueにおいでとかもいっぱいいってきました。
あとは、二次会までいきました。二次会では、日本のアニメの話とかをしたりした記憶があります。今回は、早くて、午前1時には、ホテルに到着していた気がします