辻井重男「フェイクとの闘い」を読む

辻井先生より「フェイクとの闘い-暗号学者がみた大戦からコロナ禍まで」を戴きました。写真はこちら。

タイトルは、「フェイクとの闘い」となっていますが、今風のインフォメーション・オペレーションをセキュリティとして考えましょうという論点を論じたりするものではありません。

マネージメント、倫理、法と技術で自由・公共性・個人の権利を如何にMELT-UPできるかという観点から、辻井先生の活動(三章)やセキュリティと倫理の課題(4章)、サイバーセキュリティの未来(5章)についてふれられています。

私も、考えてみれば、「マネージメント、倫理、法と技術で自由・公共性・個人の権利を如何にMELT-UPできるか」という問題に、法の世界から、格闘しているかなと思ったりしています。

技術も最後は、人の問題に帰着するのだろうし、暗号も、秘匿と、その一方で社会の安全との緊張もあるので、そのバランスというのは、私の問題でもあるなあと改めて思った次第です。

このようなクロスオーバーする問題に興味のある方にお薦めします。

 

関連記事

  1. スパイ気球撃墜と自衛隊法84条、そしてオフェンシブサイバーへの示…
  2. ワールド経済フォーラムの「サイバー犯罪防止-ISPの原則」(3)…
  3. 武力紛争とテロリズム(Armed conflict and te…
  4. CLOUD法は「政府は企業が保有する個人情報を容易にアクセス可能…
  5. ドイツのサイバーセキュリティ法2.0と「通信の秘密」への示唆
  6. 「能動的サイバー防御」法整備へ 通信の秘密保護 例外検討
  7. Cycon 2019 traval memo day2 (4)
  8. 憲法21条「通信の秘密」が邪魔で諸外国でやってるような大胆な犯罪…
PAGE TOP