辻井重男「フェイクとの闘い」を読む

辻井先生より「フェイクとの闘い-暗号学者がみた大戦からコロナ禍まで」を戴きました。写真はこちら。

タイトルは、「フェイクとの闘い」となっていますが、今風のインフォメーション・オペレーションをセキュリティとして考えましょうという論点を論じたりするものではありません。

マネージメント、倫理、法と技術で自由・公共性・個人の権利を如何にMELT-UPできるかという観点から、辻井先生の活動(三章)やセキュリティと倫理の課題(4章)、サイバーセキュリティの未来(5章)についてふれられています。

私も、考えてみれば、「マネージメント、倫理、法と技術で自由・公共性・個人の権利を如何にMELT-UPできるか」という問題に、法の世界から、格闘しているかなと思ったりしています。

技術も最後は、人の問題に帰着するのだろうし、暗号も、秘匿と、その一方で社会の安全との緊張もあるので、そのバランスというのは、私の問題でもあるなあと改めて思った次第です。

このようなクロスオーバーする問題に興味のある方にお薦めします。

 

関連記事

  1. ロシアのウクライナ侵略に対する日本政府の対応の法的位置づけ
  2. ワールド経済フォーラムの「サイバー犯罪防止-ISPの原則」(1)…
  3. 国際法対サイバー規範-「サイバーセキュリティに関する国連オープン…
  4. ソニーピクチヤーズ・エンターテイメント事件(2014)の復習
  5. 脅威インテリジェンスサービスの利用とコンプライアンス(1)
  6. BEC v. SCAM
  7. 前澤氏対詐欺広告訴訟提起について考えてみた-米国法典47編230…
  8. 「関西空港にドローン?」と空港の施設管理者の排除措置の法的位置づ…
PAGE TOP