私のブログで、安定したアクセスを誇っているのは、「MSのTeamsの最高裁判所(ゲスト)アカウントで「このリソースへのアクセス条件を満たしていません」と出た場合」だったりします。それは、
平日の所定時間帯にのみアクセス可能だった
という話ですが、しかしながら、(マイクロソフトのサービスを使っている場合には)最高裁判所の提供しているWebでの弁論用のTeamsを私の環境で通常の運用の仕方をしていると、無料のTeamsアプリ だと不具合がでて、結局、現在まで利用できない状況になっています。
環境
まず、私のTeamsとマイクロソフトの環境から
- Teamsアプリは、Newの無料版(パーソナル)です(従来は、無料版をインストールしてました)
- MSアカウントは、個人のアカウントと事務所るアカウントをもっていて、双方、マイクロソフトアカウントとして登録しています
で、複数のマイクロソフトを利用しているわけですが、
で (2024年8月)もわかるように、このような使い方は、あまり一般的ではないと思われます。(というか、8月までは、サポートしていませんと怒られた)
エラーの実際
裁判所の書記官から、
というメールがやってくるわけですが、そこで、リンクをクリックすると
となって、Teamsアプリを開きますか、となります。
Teamsアプリをを開くとなると、
となります。ここで、サインインとすると、このようなidentity providerからのアカウントが、最高裁判所に登録されていないというエラー表示がでてきます(以下のような感じ-エラー表示は、ちょっと古いかもしれません)。
これは #ext#という表示で示される外部アカウントが、登録されていないことをしめすかと思います。でもって、Teams のサポートを検索すると、
- 外部ユーザーを自組織のユーザーに変更する方法
- Some members have #EXT# in email addresses and they don’t come up in the list of potential attendees for a meeting
となって、以外によくあるトラブルのようでした。
システム管理者(@courtsjapan.omicrosoft.com)のほうで、登録してくれないといけないだろうとなりました。書記官さんに、これを伝えるのも、お手を煩わせるようで、気がひけたります。そうはいっても、この#ext#についても登録してほしいなあと思います。
という管理者不明の最高裁判所Teamsなので、なんとか回避しないといけないということで回避することにしました。
回避方法
回避方法としては、Webアプリケーションで開きますとします。
- 「次へ」を押して、エラーがでたら、
- 仕事で使っているマイクロソフトアカウントを記載して「次へ」を押す
- コードが送付される
- コードいれて、Authenticator (スマホアプリ)で認証
という手法を使っています。以前は、Edgeだとこの手法が使えなかったのですが、いまは、どちらでも使えるようです。
弁護士会は、このような不具合をくみ上げて、最高裁に修正を伝えるという仕組みが存在しないわけです。コンピュータ委員会が残っていたら、とも思いますが、ないものねだりをしても仕方がないので、最高裁さんは、登録者に管理者を伝えて、エラー報告のサイトを作るべきだと思います。
- 「Teamsのサインインで大混乱・・・個人アカウントと組織アカウント、そしてゲスト」でもふれられています。
お願い
ということで、お願い事項としては
- 最高裁は、システム管理者を登録している弁護士にも教えてください
- 利用弁護士を登録する際に、#ext#となった場合でも利用できるように登録してください。
ということがいえるかと思います。
もしくは、弁護士会は、こういうTeams等の裁判所アプリについての情報サイトとかを整備してください、という感じかと思います。