CyCon2017 travel memo No.Zero

今回、エストニアのタリンで開催されたCyCON2017に参加してきました。

CyCONは、正式名称は、International Conference on Cyber Conflictといいます。今回は、9回目になります。なんといっても、私は、第1回の会議(当時は、Cyber Security Conference /  Legal & Policy (2009))といっていたから、4回目 (2009、2013、2016、2017)の参加になります。あと、2015には、Law Courses / International Law of Cyber Operations, May( リンク先は、この今年のもの-正式名称が長いので、Legal Boot Campと勝手にいっています)を受講しているので、3年連続で、タリンは、5回目です。

2009 年には、日本人は、私だけだったような気がします(あと、早稲田大学のポーリーン先生も一緒だったです)が、今年は、日本からだけでも20名くらいはいたような気がします。今年の参加者は、全部で600名ほどだそうです

これだけ盛況になり、また、フランチャイズとしてのUS版(CyCON US)もできたのは、なんといっても、サイバーセキュリティに関しての法と政策に関しての最高のレベルの研究会であるということがいえると思います。特に、2009年の研究会で配られたカードに記載されていたスペクトラム対抗措置の図は、私も本当に愛用させてもらっています。当時も、いまもですが、CCDCoEの法律関係の研究者の方々は、本当に優秀な方たちです(女性が多いんですよね)。

でもって、これから、今回の参加記録をじぶんの備忘のためにつけていこうかと思います。

ただ、一ついえるのは、国際会議は、会議自体に参加するだけではなくて、途中にいろいろな国によって観光したり、会議のディナーのあとの飲み会にいったりというのも合わせての国際会議なので、それも含めて、記録しようかと思います。

PS 一つ、CyCON USにいいたいのは、頼むから、CODE BLUEに日程をぶつけないでくれということですね。ここは、英語で書いておきます。

Dear CyCON US organisors, please Do Not “CHASE” CODE BLUE conference date.This year we move to November.But….

関連記事

  1. 米英のデータアクセス協定-法執行機関への直接情報提供要請
  2. 「無線LANただ乗り、電波法は「無罪」…懸念も」の判決文
  3. 米国の「連邦組織取引における電子署名の利用」(4)
  4. ドイツにおける通信の秘密についての適法性確認規定および政府による…
  5. 中国 米「クリーン・ネットワーク」政策、中国発アプリ・クラウドも…
  6. サイバー規範に関する国連GGEの失敗
  7. 通信の秘密と「トロイの楯」作戦の法的枠組-保存通信データの捜査令…
  8. 国家関与は「戦争免責」と初期対応
PAGE TOP