JNSAセキュリティ十大ニュース

JNSAセキュリティ十大ニュースがでています。

個人的には、チャットボットを作ったこともあって、AIが完全に次の30年の大きなテーマになるだろうと直感した年でしたね。AIによる攻撃とAIによる防御でしょうね。

(ただ、AIといったって、どんな技術かという話なので、だまされてはいけませぬ。偽陽性とかもあるからね。)

IoT(10月4日 総務省が「IoTセキュリティ総合対策」を発表

個人的には、なぜ、MICの対策のみ?という感じですけどね。産業ITまわりとかで、イルベス元大統領がきたイベントとかも含めて、IoT全体とセキュリティに注目がなされたという位置づけでしょうか。

ランサムウエア(5月14日 IPAがランサムウェア「WannaCry」に関する注意喚起を発表 )

あたりが上位にきています。当然の結果ということでしょうか。ランサムウエアは、大きな問題ですね。

あと、時期の関係で入りませんでしたけど、BECの問題は、インパクトがありました(ブログだと、BEC v. SCAM

番外だと、政府関係者の経歴な話もありそうです。まあ、セキュリティ業界は、ホラと現実のバランスの上になりたっているなんていう自虐的な感じもしてしまいますが。

法的なテーマとしては、

12月20日 米国、サイバー攻撃に北朝鮮関与を断定(私のブログだと、「「ワナクライ」北朝鮮の国家行為と認定」)

10月31日 セキュリティ会社員がウイルス保管容疑で逮捕(同じく「お知らせ:当社社員の不正指令電磁的記録(ウイルス)保管容疑で逮捕された件について という会社のコメントについて」

ですね。

来年は、何が話題になるのでしょうか。

国家行為は、当然にエスカレートするでしょうね。(リアルな武力紛争時のサイバーの法的問題とかも起こりそうです。起きないことを望みますが)

宇宙まわりのセキュリティも出てくるかもしれません。(GPSを狂わせるとかが、起きたりとかね)

 

関連記事

  1. RSAが4月に!
  2. マイク・シュミット教授のニュージーランドのサイバーセキュリティ政…
  3. FIRSTのトラフィック・ライト・プロトコル
  4. 英国における「コンピュータ不正使用法の改正諮問」-ドメイン差押な…
  5. デジタル時代の刑事法-第9回 成長戦略ワーキング・グループ
  6. JNSA「経済安保セミナ」でのスライドと読売新聞の「先端技術は狙…
  7. 「偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い」を献呈いただきました。…
  8. 「関西空港にドローン?」と空港の施設管理者の排除措置の法的位置づ…
PAGE TOP