「 安倍首相「サイバー攻撃のみでも武力攻撃」 衆院本会議で 」という記事がでています。
サイバー攻撃が武力攻撃に当たるかについて「国際情勢や相手側の明示された意図、攻撃の手段、対応などを踏まえ、個別に判断すべきもの」と説明。その上で、武力攻撃に当たるケースについて「物理的手段による攻撃と同様の極めて深刻な被害が発生し、相手方により、組織的、計画的に行われる場合」とし、この場合は自衛のための武力行使が可能との認識を示した。
この論点については、このブログでなんども触れています。新聞記事自体も正確な表現になりつつあるかと思います。サイバーであるのか、力学的兵器であるか、という攻撃の性格というよりも、結果が重要であること、また、それが、組織的・計画的な攻撃としてなされること、がポイントであることが、この記事の重要な点ということがいえるでしょう。
私のブログですと、一番、体系的に書いてあるのか、「サイバー攻撃と武力行使」というブログかと思います。これを読んでもらえれば、安倍首相の回答が、国際的にもっとも標準的な回答であるということがわかるかと思います。