松原実穂子氏より「ウクライナ企業の死闘」を贈呈いただきました

松原実穂子氏より「ウクライナ企業の死闘」を贈呈いただきました。

人々の命と経済、安全保証を支える重要インフラをどう守り、昨日を維持させるのか、平時の今こそウクライナの失敗と苦労から日本は学ぶべきではないのか

という観点から、

インフラ事業者たちが軍事侵攻前にどのような準備をしていたのか、軍事侵攻後にいかなるサイバー攻撃やミサイル・ドローン攻撃を受け、どのような復旧・修理上の苦難に直面してきたのか、如何に心身の傷に対処してきたのかをまとめている

とのことです。また、「CyCon memo Day 1-HuntForward・集団的対抗措置・Black Box標的判断」でもふれた「ハント・フォワード」作戦についても詳述しています(重要インフラと能動的サイバー防御)。個人的には、「ハント・フォワード作戦」については、興味があります。アメリカ軍が、他国のネットワークで行うスレット・ハンティングについて184頁以下で詳述されています。

今度のCodeblueでモーガン・パースさんと「攻撃的サイバー作戦の比較研究 — 能動的サイバー防御 対 Hunt Forward」という講演を行います。Persistent EngagementやDefending Forward などの米国の防衛行為と日本の「能動的サイバー防御」を比べようというものです。参考にさせていただきます。本当にありがとうございます。

 

関連記事

  1. リーガルマルウエアの法律問題(続)
  2. ハックのライセンス-英国サイバーフォース「実践-責任あるサイバー…
  3. Cycon 2019 travel memo day 2 (2)…
  4. コンタクトトレーシングについてのNHK BS1 キャッチのインタ…
  5. 脅威インテリジェンスサービスの利用とコンプライアンス(3)
  6. CyCon 2019 travel memo day1 (1)
  7. Cybersecurity Tech Accord 
  8. Cycon 2019 travel memo day2 (3)
PAGE TOP